SPARX Asset Management Co., Ltd. Space Frontiers Fund

事業概要

ファンドの目的・理念

宇宙フロンティア(1号)ファンドは宇宙開発に関わる人材・技術を支援し、世界と戦える日本発の宇宙企業を育成すること、更には、日本全体の技術革新に貢献することを主たる目的として、2020年6月にスパークスの子会社スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社を運営者とし、総額92億円の出資により運用を開始。2024年4月よりスパークスの子会社スパークス・アセット・マネジメント株式会社(以下、スパークス・アセット・マネジメントと表記)が運用しています。2024年4月には、宇宙フロンティア(1号)ファンドから継続する形で、スパークス・アセット・マネジメントをファンド運営者とした宇宙フロンティア2号ファンドの運用を開始しました。

基本理念

  • 未来社会に向けた成長を牽引しうる技術やビジネスモデルを有する事業を対象に、出資を通じた育成をはかり、イノベーションの加速に貢献
  • 発掘した企業群でポートフォリオを組むことにより、未来を拓く「新たな力」を見える化し、世界に発信

目指す機能

  • 優れた技術やユニークなビジネスモデルを持つ宇宙関連事業を営むベンチャー企業や宇宙産業の基盤を支える関連プロジェクトに投資し、その実現や成長を支援する。政府や他産業との連携を通じて、当該技術やサービスの社会実装を図る。

投資領域

投資領域
  • 衛星インフラ

    人工衛星から、運用に関わる地上局(アンテナ)まで

  • 衛星データ利活用

    全地球測位システム(GPS)、衛星航法システム(PNT)、光学写真などを活用したビジネス

  • 宇宙圏内サービス

    地球軌道上の拠点施設(宇宙ステーション)における研究開発/製造、宇宙空間内における移動、宇宙旅行、エンタメ、他

  • 深宇宙

    小惑星・火星・月などの探査・開発

  • アクセス

    ロケットなどを用いた地球・宇宙間の輸送サービス

ファンドの構造

宇宙フロンティアファンドは、当社グループがファンド運営者(GP)となり、各出資者(LP)から出資参画頂く形で設立され、先見性、先進性、優位性などの観点から事業の調査をして投資先企業を決定するなどの運用にあたっています。
投資先企業へは、単に投資を通じた資金提供にとどまらず、LPの専門分野である技術支援、ファイナンス、保険などそれぞれの専門サービスを提供することで、事業シナジーを生み出す有機的な関係を構築、またLPへも投資先Exitによるキャピタルゲイン分配に留まらず、宇宙産業へ御参画頂くことを目的とした専門的知見を提供することで、宇宙産業全体の成長・発展に寄与していきたいと考えています。

ファンドの構造図